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やる気とやらせる気

イメージしてみてください。
上司にどうされるとテンション(やる気)が下がりますか。

思い出してください。
どうされたときにテンションが下がりましたか。

そして上司のあなたは、思い返してみてください。
自分は部下のテンションを下げていませんか。
自分がされていやだったことを部下に繰り返していませんか。

自分がされてきたことを「一般的なこと」ととらえて、「このぐらいのことは自分も乗り越えてきたんだから」と、根拠のない言い訳をしていませんか。
 
テンションが下がる言葉にはこんなものが考えられます。
「君は以前の支店にいた僕の部下と同じだ」
「そんな話は後でいいよ」
「今やるべきことは何なんだ」
「もうわかった」
「要するにこういうことなんだろう」
「僕の言うとおりにやっていればいいんだよ」
「昔はこうやっていた」
「ノルマを達成するまで帰ってくるな」・・・などなど。


職場の主役は、ロボットでもコンピューターでもない人間です。
一人ひとり違う個性をもつ人間なのです。
仕事をするためにここにきているのです。

そして、その個性ある一人ひとりは、上司にとって育てていくべき人材なのです。
やらせようとする気ばかり発していることが、
部下の、ひいては職場全体のやる気につながらないことを、誰もがみな知っているはずです。

上司の指示命令は、大体が上司が描く理想に近づく作業で、人の個性や感情には及んでいないことが多いと思います。
個々のテンション(やる気)がどうであろうと関係ないという感じで。

上司はこれまでそうされてきたことをただ繰り返しているだけです、そして、自分の姿をもって部下にもそうしろと知らず知らずのうちに指導しています。部下はまた同じことを繰り返す上司になっていきます。

やる気の起こらないことをするほど苦痛なことはないでしょう。まして、自分では上げようとしている気持ちを、上司が下げていたら、どうしようもないですね。

仕事の効率を上げたくて声を荒げて叱咤する上司、部下のテンションは下がるばかり。仕事ははかどらない。上司はイライラする。上司だけではありません、部下だって上がらないテンションにストレスを感じるでしょう。
 
この状況を上司のあなたはどう感じますか?
部下のやる気をどう下げないか、まずそこから考えてみませんか。

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